
山中のドン・キホーテ
1850年頃

《果物を取り合う二人の童子》は、オノレ・ドーミエが1845年から1850年頃に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦130cm、横94cm。画面の右下に「h. Daumier」の署名がある。
ドーミエはフランスの画家で、1808年にマルセイユに生まれ、1879年にヴァルモンドワで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1853年3月8日から10日にパリで開かれたジャン=ジャック・フシェールの競売(ロット100)に出た。ニューヨークの M. Knoedler & Co. を経て、1900年以前に Helen L. Corbett が取得し、その子孫の Dixon Spear に受け継がれた。1986年5月22日のサザビーズ・ニューヨークの競売(ロット3)に出たのち、個人コレクションにあり、2007年6月19日のクリスティーズ・ロンドンの競売(ロット331)では売れなかった。2011年に国立西洋美術館が購入した(平成22年度、所蔵番号 P.2010-0007)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1985年から1986年にかけてポートランド美術館(The Portland Art Museum)で開かれた「Permanent exhibition」(Dixon Spear からの貸与)である。国内では、2008年に伊丹市美術館で開かれた「ドーミエ 人間喜劇: 第二部 日本人のまなざし」に出品されている。