
山中のドン・キホーテ
1850年頃

《観劇》は、オノレ・ドーミエが1856年から1860年頃に描いた油彩画である。板に油彩で描かれ、寸法は縦23.6cm、横32.7cm。
ドーミエはフランスの画家で、1808年にマルセイユに生まれ、1879年にヴァルモンドワで没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのドービニー・コレクション、パリのドービニー夫人、パリのアンブロワーズ・ヴォラール、オードロップゴー(Ordrupgaard)のヴィルヘルム・ハンセンを経て松方幸次郎の所有となり、1953年からは東京のブリヂストン美術館に寄託されていた。1984年に松方幸次郎の遺族から国立西洋美術館に寄贈された(昭和59年度、所蔵番号 P.1984-0001)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1878年にパリのデュラン=リュエル画廊で開かれた「Daumier」展である。国外では、1962年にパリの国立近代美術館(Musée National d'Art Moderne)で開かれた「La peinture française de Corot à Braque dans la Collection Ishibashi de Tokyo」に出品された。国内では、2025年に国立西洋美術館で開かれた「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」に出品されている。