
りんご
1871年頃

《肌ぬぎの女》は、ギュスターヴ・クールベが1867年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦80cm、横65cm。画面の左下に署名と年記(「67 / Gustave Courbet.」)がある。
クールベはフランスの画家で、1819年にオルナンに生まれ、1877年にスイスのラ・トゥール=ド=ペイルで没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのポール・ローザンベール画廊(Galerie Paul Rosenberg)にあり、その後、松方幸次郎が購入した。1944年にフランス政府が接収し、1959年にフランス政府から寄贈返還された。国立西洋美術館での所蔵経緯は松方コレクションで、所蔵番号は P.1959-0058(昭和34年度)である。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1868年にル・アーヴルで開かれた「Exposition Maritime Internationale du Havre」である。国外では、2011年にオルナンのクールベ美術館(Musée Courbet)で開かれた「Courbet-Crésinger: œuvres croisées」に出品された。国内では、2021年に山形美術館で開かれ、高岡市美術館に巡回した「山形で考える西洋美術|高岡で考える西洋美術—「ここ」と「遠く」が触れるとき」に出品されている。