
ロバに乗ったアラブ人たち
1881/1882年頃

《帽子の女》は、ピエール=オーギュスト・ルノワールが1891年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦56cm、横46.5cm。画面の右上に「Renoir.」の署名がある。
ルノワールはフランスの画家で、1841年にリモージュに生まれ、1919年にカーニュ=シュル=メールで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1891年6月11日にデュラン=リュエルがルノワールから購入し、パリのデュラン=リュエルのもとにあった。松方幸次郎がデュラン=リュエルから購入した。購入の日付は1921年12月30日とも1921年12月31日とも記録されている。1944年にフランス政府が接収し、1959年にフランス政府から寄贈返還された。国立西洋美術館での所蔵経緯は松方コレクションで、所蔵番号は P.1959-0181(昭和34年度)である。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1952年にニースのギャルリー・デ・ポンシェット(Galerie des Ponchettes)で開かれた「Renoir」展である。国内では、2019年に国立西洋美術館で開かれた「松方コレクション展:国立西洋美術館開館60周年記念」に出品されている。