
りんご
1871年頃

《眠れる裸婦》は、ギュスターヴ・クールベが1858年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦50cm、横64cm。画面の左下に署名と年記(「.. 58 Gustave Courbet」)がある。
クールベはフランスの画家で、1819年にオルナンに生まれ、1877年にスイスのラ・トゥール=ド=ペイルで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1882年にビショフスハイムのコレクションにあり、アンリ・ガルニエのコレクションを経て、1894年12月3日・4日にパリのジョルジュ・プティ画廊を通じた競売にかけられた。デフォッスの所蔵を経て1899年4月26日にパリで再び競売にかけられ、エルネスト・コニャック、ガブリエル・コニャックが所有したのち、1952年5月14日にパリのシャルパンティエ画廊で売却された。その後ロンドンのマールボロ・ファイン・アートを経て個人コレクション(ニューヨークのメトロポリタン美術館に長期貸与)に入り、平成8年度(1996年度)に国立西洋美術館が購入した(所蔵番号 P.1996-0001)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1882年にパリのエコール・デ・ボザール(Ecole nationale des beaux-arts)で開かれた「Exposition des œuvres de Gustave Courbet」である。国外では、2005年にナント美術館の常設展に出品された。国内では、2024年に国立西洋美術館で開かれた「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?:国立西洋美術館65年目の自問:現代美術家たちへの問いかけ」に出品されている。