
ロバに乗ったアラブ人たち
1881/1882年頃

Parisiennes in Algerian Costume or Harem
所蔵館
《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》は、ピエール=オーギュスト・ルノワールが1872年に描いた油彩画である。英語の題は「Parisiennes in Algerian Costume or Harem」。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦156cm、横128.8cm。画面の左下に署名と年記(「A. Renoir. 1872.」)がある。
ルノワールはフランスの画家で、1841年にリモージュに生まれ、1919年にカーニュ=シュル=メールで没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのウジェーヌ・ミュレールのもとにあり、1912年以前からはパリの E. ファスケルが所有していた。1913年10月4日にベルネーム=ジューヌがファスケルから、1914年1月26日にベルネーム=ジューヌ・フィスがベルネーム=ジューヌから買い取り、1921年12月31日にデュラン=リュエルがベルネーム=ジューヌ・フィスから買い取った。松方幸次郎がデュラン=リュエルから購入した日付は、来歴の記録では「1921年12月31日(?)」と疑問符つきで記されている。1944年にフランス政府が接収し、1959年にフランス政府から寄贈返還された。国立西洋美術館での所蔵経緯は松方コレクションで、所蔵番号は P.1959-0182(昭和34年度)である。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1913年にパリのベルネーム=ジューヌ画廊で開かれた「Renoir」展である。国外では、2022年にフォルクヴァング美術館で開かれた「Renoir—Monet—Gauguin: Images of a Floating World: the Collections of Kōjirō Matsukata and Karl Ernst Osthaus」に出品された。国内では、2019年に国立西洋美術館で開かれた「松方コレクション展:国立西洋美術館開館60周年記念」に出品されている。