
りんご
1871年頃

《馬小屋》は、ギュスターヴ・クールベが1873年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦60cm、横73.3cm。画面の左下に署名と年記(「73 / G. Courbet.」)がある。
クールベはフランスの画家で、1819年にオルナンに生まれ、1877年にスイスのラ・トゥール=ド=ペイルで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1878年5月15日にパリの競売(番号11)にかけられ、同年 Paschal のコレクションに入った。1897年5月13日にパリのジョルジュ・プティ画廊で開かれた「Coll. M. X.」の競売(番号17)を経て、松方幸次郎が購入した。1944年にフランス政府が接収し、1959年にフランス政府から寄贈返還された。国立西洋美術館での所蔵経緯は松方コレクションで、所蔵番号は P.1959-0056(昭和34年度)である。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1878年にパリのデュラン=リュエル画廊で開かれた「Rétrospective de tableaux et dessins de mâitres modernes」である。国外では、1952年にブザンソンの Musée des Beaux-Arts で開かれた「Gustave Courbet」展に出品された。国内では、2012年から2013年にかけて井原市立田中美術館などで開かれた「国立西洋美術館所蔵 ヨーロッパの近代美術 : 平成24年度国立美術館巡回展」に出品されている。