
りんご採り
1886年

《立ち話》は、カミーユ・ピサロが1881年頃に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦65.3cm、横54cm。画面の左下に「C. Pissarro.」の署名がある。
ピサロはフランスの画家で、1830年にセント・トーマス島に生まれ、1903年にパリで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1881年8月4日にデュラン=リュエルが画家から購入し、1888年4月10日にニューヨークのアーウィン・デイヴィスに売却された。1899年4月14日にデュラン=リュエルのニューヨーク店がデイヴィスから買い戻し、1918年1月10日に Paul Rosenberg に売却した。その後、松方幸次郎が購入した。1944年にフランス政府が接収し、1959年にフランス政府から寄贈返還された。国立西洋美術館での所蔵経緯は松方コレクションで、所蔵番号は P.1959-0165(昭和34年度)である。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1882年3月にパリで開かれた「7e Exposition des artistes indépendants」である。国外では、2022年にフォルクヴァング美術館で開かれた「Renoir—Monet—Gauguin: Images of a Floating World: the Collections of Kōjirō Matsukata and Karl Ernst Osthaus」に出品された。国内では、2025年に国立西洋美術館で開かれた「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」に出品されている。