
海浜
1863年頃

《トルーヴィルの浜》は、ウジェーヌ・ブーダンが1867年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦63cm、横89cm。画面の左下に署名と年記(「E. Boudin. 67.」)がある。
ブーダンはフランスの画家で、1824年にオンフルールに生まれ、1898年にドーヴィルで没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのジョルジュ・プティ画廊、ブエノスアイレスの Francisco Llobet、パリのアレクサンドリーヌ・ド・ロチルド男爵夫人、ニューヨークの Rosenberg & Stiebel Inc.、デトロイトのヘンリー・フォード2世の手を経て、1980年5月13日にクリスティーズ・ニューヨークで開かれたヘンリー・フォード2世の競売(番号1)に出た。パリの Pierre Jourdan-Barry、パリのシュミット画廊を経て、1985年に国立西洋美術館が購入した(昭和60年度、所蔵番号 P.1985-0001)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1867年にパリで開かれた「Salon de 1867」である。国外では、2015年から2016年にかけてボンのブンデスクンストハレで開かれた「Japan's Love for Impressionism: From Monet to Renoir」に出品された。国内では、2025年から2026年にかけてひろしま美術館で開かれた「白の魔法-モネ、大観も使った最強の色-」に出品されている。