白いコルサージュの女
1922年
Young Girl Sitting with a Rabbit
所蔵館
《坐る娘と兎》は、ピエール・ボナールが1891年に描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦96.5cm、横43cm。画面の左上に署名(PとBがモノグラム)と年記(「P Bonnard / 1891」)がある。
ボナールはフランスの画家で、1867年にフォントゥネー=オー=ローズに生まれ、1947年にル・カネで没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのアルセーヌ・アレクサンドルのもとにあり、1903年5月18日にパリのジョルジュ・プティ画廊で開かれたアレクサンドルの競売(番号4)で、ボナール自身が取得した。パリのエリー・フォール、1912年のパリのベルネーム=ジューヌ画廊を経て、1925年2月9日にパリのオテル・ドゥルオーの競売(番号7)に出た。フェリックス・フェネオンの所蔵を経て、1941年12月3日にオテル・ドゥルオーで開かれたフェネオンの競売(番号33)に出たのち、Albert Kleinmann、ニューヨークの E. & A. Silbermann Galleries、ニューヨークの William S. Rubin、シカゴの Richard L. Feigen Gallery の手を経て、1987年11月11日のサザビーズ・ニューヨークの競売(番号36)に出た。東京の西武ピサを通じて、1988年に国立西洋美術館が購入した(昭和62年度、所蔵番号 P.1987-0001)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは1891年のもので、記録には展覧会名が無く、開催地が Saint-Germain-en-Laye(記録の綴りは「Saint-Gernan-en-Laye」)と記されている。国外では、2015年から2016年にかけてボンのブンデスクンストハレで開かれた「Japan's Love for Impressionism: From Monet to Renoir」に出品された。国内では、2012年から2013年にかけて井原市立田中美術館などで開かれた「国立西洋美術館所蔵 ヨーロッパの近代美術 : 平成24年度国立美術館巡回展」に出品されている。