
ボア・ダムールの水車小屋の水浴
1886年

《マルティニック島の情景》は、ポール・ゴーギャンが1887年に制作した素描である。材質・技法は「鉛筆、黒チョーク、グアッシュ、水彩、パステル、紙」(国立西洋美術館の記録)とも「鉛筆、黒チョーク、パステル、グワッシュ、紙」(国立美術館の目録)とも記録されており、寸法は縦12.0cm、横42.0cm。画面の右下に署名と年記(「P. Gauguin 87」)がある。
ゴーギャンはフランスの画家で、1848年にパリに生まれ、1903年にマルキーズ諸島のヒヴァ・オア島で没した。
来歴の記録によれば、この作品はパリのエルネスト・ショーソンのもとにあり、1936年6月5日にパリで開かれたショーソンの競売(番号18)に出た。パリのシュミット画廊を経て、1984年に国立西洋美術館が購入した(昭和59年度、所蔵番号 D.1984-0001)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1930年にパリのベルネーム=ジューヌ画廊で開かれた「Les Aquarellistes français de Géricault à nos jours」である。国外では、2018年から2019年にかけてアムステルダムのファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)で開かれた「Gauguin and Laval in Martinique」に出品された。国内では、2013年に国立西洋美術館の版画素描展示室で開かれた「[版画素描展示]風景―国立西洋美術館素描コレクションより」に出品されている。
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