
ボロメ諸島の浴女たち
1872年頃

Reminiscence of the Beach of Naples
所蔵館
《ナポリの浜の思い出》は、ジャン=バティスト・カミーユ・コローが1870年から1872年にかけて描いた油彩画である。カンヴァスに油彩で描かれ、寸法は縦175cm、横84cm。画面の左下に「COROT」の署名がある。
コローはフランスの画家で、1796年にパリに生まれ、1875年にパリで没した。
来歴の記録によれば、この作品は1876年から1878年頃にパリの Beauvais の競売にかけられ、1883年の Santenat の競売、1884年の J. Fau の競売、1886年の Lévy-Crémieu の競売を経て、Pecci Blunt 伯爵(F. Blumenthal)、ニューヨークの Paul Rosenberg Gallery、チューリヒのナタン画廊(Galerie Nathan)の手に渡った。昭和45年度に国立西洋美術館が購入した(所蔵番号 P.1970-0003)。
国立西洋美術館の記録によれば、この作品が出品された展覧会で最も古いものは、1941年にノースカロライナ州チャペルヒルのパーソン・ホール・アート・ギャラリー(Person Hall Art Gallery)で開かれた「From Ingres to Picasso」である。国外では、1960年にシカゴ美術館で開かれた「Corot, paintings and graphic works」に出品された。国内では、2022年に国立西洋美術館で開かれた「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで:国立西洋美術館リニューアルオープン記念」に出品されている。
画像出典:Wikimedia Commons、新潟県立近代美術館・万代島美術館